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大阪

児童交流事業で貝塚市と台湾の架け橋に!

経営者・役員・大阪府

貝塚市と台湾の取り組みが、
「地域の子供たちの未来に繋がる」と
思い立った理由

経営者・役員
佐納 利晃

あなたはどんな地元チャレンジャー?

半世紀以上続いてきた
貝塚市のボランティア団体に所属、
地域の子供たちの国際交流の
お手伝いをしています。

地元・貝塚市のボランティア団体に所属して、貝塚市と台湾の子どもたちの交流事業を行っています。
児童を公募して台湾でホームステイを行ったり、台湾の子どもたちに貝塚市に来てもらったときは5日間~1週間くらい、一般家庭や、先輩方の家が受け入れてくださっています。これは先輩方から私が引き継いでいる活動なのですが、既に50年以上にわたる活動になっています。

実は、私も学生のときに、海外に短期で行っていたことがありました。そのとき、「ああ、日本ってこんなところが、こんなによかったんや」と初めて気づいたりもして。だから、ぜひ貝塚市の子どもたちが、自分の故郷の良さをもっと発見できたらいいな、と思っています。

ちなみに、貝塚市は卓球女子東京2020オリンピック台湾代表のホストタウンにも決まっているんですが、先日、市長とお話しする機会があったとき、「交流のおかげ」と言っていただきました。先輩方の時代から半世紀以上続けてきた僕らの活動が、ホストタウンに決まった最終のひと押しになったと感じ、すごくうれしかったです。

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チャレンジのきっかけは?

貝塚市と台湾の取り組みに、
「自分にも地域のために
もっとできることがある」と
思い立ちました。

私が参加するようになったのは、確か25歳のときなので、今からもう12年前ですね。僕の仕事は、先祖の代より170年以上にわたって、貝塚市で宿泊業、飲食業を経営していることもあり、地域との関わりが密接なんです。周りの人に、最初は「1回、一緒にやれへんか?」という感じで、お声がけいただきました。

忘れもしない初回の活動は、「二色の浜」という近所のビーチのごみ拾いでしたね。その後も、ずっと川と海の掃除をしていました。最初はただ言われるがままに、「そういう感じなんや」と思ってやっていて。
でも、台湾との児童交流事業の取り組みにも参加するようになっていく中で、「もっとこうしたらどうかな?」と思うところが出てきて。だったら「自分にも地域のためにできることがある」と思い立ったんです。

具体的に言えば、現地の台湾を訪れて会議をするとき、ずっと日本語でのやり取りだったんです。
台湾の方々は、必死に日本語を勉強してお話ししてくれたり、日本語の通訳を用意してくれたり、合わせてくれていて。こちらは特に何の用意もなく、いきなりそのままいつもの通り行っていて、それが当たり前になっていました。

僕は「それは失礼かもしれないな」と思ったので、台湾で使える北京語講座を開いたりしました。
自己紹介の仕方ひとつでも、ちょっとした会話だけでも、何か向こうの言葉を話せるだけで、受け取る側の気持ちは変わるんじゃないかと。

いざそうすると、やっぱり台湾の方々が、もっともっと近くなりました。それと同時に、少しずつなんですが、募集をかけたときに反応してくれる貝塚市の子どもたちが広がっていきました。今年は特に応募数がものすごい数だったので、2日に分けて子どもたちを面接したほどです。

実際、行った子の親御さんにお話を聞くと、「うちの子が、こんなはきはきしゃべるようになって帰ってきたから、うちでもぜひともホームステイを受け入れたい」とおっしゃっていただけることも増えてきて本当にうれしかったですね。ひとりで親元を離れて海外に行くことなんて、小学生のうちはなかなかないじゃないですか。だから、この活動が貝塚市の子どもたちの成長のお手伝いとなれば、と思いますね。

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あなたを突き動かすエンジンは?

街が少しでもよくなったら、家族も、
会社も、
そして地域のみんなも
喜んでくれるかもしれない。

僕は団体に声をかけてもらって入りましたけど、そもそもの入る動機は、正直に言うと「入ったほうが、仕事がうまいこといくんちゃうかな」とか、「知り合いも増えて、ちょっとええことあるんちゃうか」という個人的な思いだったんです。

だけど、こうして長いことやってくると、偉そうに聞こえたら申し訳ないんですけど、個人というよりも街全体のことを考えるように変わってきたんですね。
街が華やいで魅力的になってくれば、自然と人も増えるだろうし、活性化して、子どもたちももっと喜んで楽しめるはず。そのほうが、結果的に僕の家族や子どもたちにとってもいいなって、そういう考えに変わってきたんですね。

そういう風に考えるようになっていくと、不思議というか、当たり前のことなのか、人とのつながりがすごく強くなりました。一緒にやっている人たちは、みんなバラバラの職業なんですけどね。
困っていることを誰かに言ったら、勝手に飛び火して、いつの間にかみんなが協力しあえるようになっているように感じるんです。本当に、利他の精神じゃないですけど。これから先も、もっと深めていけたらと思いますね。

今後の児童交流事業の話で言えば、今は小学生を対象にしているんですが、これからはもうちょっと年齢層を上げて、中学生、ないしは高校生ぐらいまで広げていけたらと考えています。
言葉もある程度わかるし、自分である程度判断ができたり、考えられる感覚を持った上で交流してもらったら、もっと感じ方が違うのかなと思うので、実現していきたいですね。

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